Seeed XIAO RP2040をSWD接続する

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Seeed XIAO RP2040のSWDIO/SWCLKを引き出す

こんにちは、リゲル・インテリジェンスです。

NUCLEOボードのST-LINK/V2をDAPLink/CMSIS-DAP化しましたので、Seeed XIAO RP2040と接続してデバッグするためにSWDIO/SWCLKの信号線を引き出す必要があります。本家のRaspberry Pi Picoではきちんと端子が設けられているのですが、Seeed XIAO RP2040のボード上にはテストランドしかありません。

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SeeedからはXIAO Expansion boardというオプションが出ていて、これにはSWDIO/SWCLKを取り出せるSpring contactsなるものが装備されています。

Expansion Board Base for XIAO | Seeed Studio Wiki
Seeed Studio XIAO Expansion board

秋月電子さんでも2,000円程で購入できるようですが、XIAO Expansion boardにはOLEDのパネルとか不要なものも多いので、ここはやはり「Spring contacts」を作ってみようと思います。

使用したスプリングピンはこちらです。

Amazon.co.jp

実は今回の目的のために用意したわけではなく、カメラアクセサリの工作用に随分前に購入していたものの使いまわしです。なにせ100個もありますので。これをユニバーサル基板に固定し、Seeed XIAO RP2040の端子に合うように高さと位置を合わせて所謂「ゲタ」を作ります。

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折角ですので基板にはSWD系の信号線以外にもUART接続用の4ピンも取り付けています。先に作成したPicWriterUSBボードと重ねると下記のようになります。3階建てといった感じで見た目は良くないですがコンパクトです。

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DAPLinkボードと接続してハードウェアの準備は整いましたので、次ページにてホストのMacBookから接続するためのソフトウェアの準備を行います。

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