Seeed XIAO RP2040をSWD接続する

RP2040_SWD03

OpenOCDを導入し、RP2040とSWDにて接続する

基本的には公式マニュアル(Getting started with Raspberry Pi Pico)のAppendix A: Using PicoprobeのMacの項を参照して作業すればOKですが、DAPLink/CMSIS-DAPボードを使用するためにいくつか変更点があります。

まずは作業用フォルダとして「work」を作成し、以降の手順はその中で行います。

OpenOCDはHomebrewからもインストール出来るのですがRP2040の設定が無いので、Raspberry PiのGithubからソースコードを落としてきてビルドします。
ビルドに必要なツール類をHomebrewにてインストールします。いくつかは既にインストールされているかもしれません。

Raspberry PiのGithubからOpenOCDをクローンします。

下記手順でCMSIS-DAP用ビルドの準備をします。

configureのログの最後は下記のようになるはずです。CMSIS-DAP Compliant Debuggerが”yes”になっていることを確認します。

ビルドします。

openocd/tcl/interfaces/cmsis-dap.cfgを下記のように編集します。(9,10行目を追加)

DAPLinkボードとターゲットのSeeed XIAO RP2040をMacに接続しOpenOCDを起動します。下記のようにメッセージが表示されれば成功です。

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