狭小スペースへのマイコンボード組込み

RP2040

マイコンボードの選定

こんにちは、リゲル・インテリジェンスです。

初回の投稿から苦労話となり恐縮です。
とある開発案件で、狭小スペースにマイコンボードを入れて信号処理(といっても内容は簡単で入力Aを検出したら固定パターンの信号B,C,Dを出す、所謂エンコーダと呼ばれるものです)を行う必要が出てきました。手元に何かしらのマイコン&開発環境があれば良かったのですが、前職を辞する際に全て処分してしまいましたのでマイコンの選定から始めました。
条件としては、
0,ネット接続なし
1,複数のGPIO+8bitマイコン程度の処理能力があれば十分
2,基板を起こすための費用&時間は無いので、小型のボード(キットでも可)であること
3,なるべく安く(開発環境含めて)

入手性を考えるとPICマイコンが良いのですが、半導体不足の煽りかデバッガ&プログラマのPickit4は1万円以上しています。アヤシイ中華製のクローン品でも5,000円とか。。
で、選んだのがコレ↓です。

RP2040

RP2040搭載のPaspberry-Pi Pico 互換ボードです。
・小さい(切手サイズ以下)
・Pico互換なので情報多そう
・USBポートからバイナリを流し込めるブートローダ
・専用のデバッガ/プログラマ不要(らしい)
・安い(700円位で買いました)
・パワフル(Flash2MB, RAM264KB, Cortex-M0+ x2 133MHz)

Getting Started with Seeed Studio XIAO RP2040 | Seeed Studio Wiki
Overview

この選択が後の多大な苦労の素となったのですが、取りあえずは機器に組込んで動作させることは出来ました。

RP2040_setup01

こんな感じでスペース的にはまあまあなのですが、高さ方向が厳しくてUSBコネクタが若干当たってしまいます。(ケースを閉じることは出来ます)

実はボードのサイズよりももっと重大な問題があり、結局最後まで解決できずにRP2040の使用は断念することになります。

消費電力です。。

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